現  代

児島は、栄枯盛衰を繰り返しながらも、150年を超えるチャレンジで、 繊維産業にかかわるあらゆる分野の業種をこの地に育て上げた。綿糸から、織物、染色、縫製へと発展してきた業態のほとんどが現在残っており、 細巾から、広巾へ、足袋から学生服へ、日本人の服装の変化と、アパレルの歴史の流れをうかがうことができる。この地には多くのノウハウが蓄積され、他に見られない繊維業の集積を示している。撚糸技術を活かして日本一の綿帆布の生産地として成長を遂げ、現在も全国約7割を生産している。
 

2004年(平成16年)

丸進工業、タケヤリ、タケヤリ帆布協同組合の三社が倉敷帆布の販売会社「株式会社バイストン」を設立(現在はタケヤリと丸進工業の二社による)。 倉敷の児島地区の帆布産業の発展に大きく寄与した武鑓石五郎と梅の名をとって命名。 数々の倉敷帆布ブランドを世に送り出している。

株式会社倉敷帆布 本店

 

倉敷帆布ブランドロゴ